大腸癌の内視鏡検査とpit pattern

大腸癌の診断に力を発揮する、pit pattern

 

使うもの

 拡大内視鏡

 クリスタルバイオレットピオクタニン

見るもの

 大腸腺窩の開口部(pit)

 

Ⅰ型・・・正常or炎症

 類円形

Ⅱ型・・・過形成性ポリープ

 星芒状

Ⅲ型・・・腺腫

 Ⅲs型・・・正常より小型の管状類円形

 Ⅲl型・・・正常より型の管状類円形

Ⅳ型・・・腺腫

 脳回転状

Ⅴ型・・・癌

 ⅤI・・・不整形 M癌、SM癌

 ⅤN・・・無構造 SM癌、進行癌

 

これによって、むやみな生検もいらない

生検は生検した組織が線維化するので、あとでEMRをする時に難しくなる。